練習試合はたくさん行うことは大切だが、ただ試合数を重ねるだけでは上達しない。
まず、自分が打たれた技を全部書き上げてみる。ただ単に「面」ということではなくて、
- 「打ちに行こうとした時の合い面」 6本
- 「鍔迫り合いからの引き面」 5本
- 「小手に行った所の返し面」 4本
などというように。
おそらく、自分にはどんな相手と試合しても、よく打たれる場面があるはず。
こうなれば
- 面に行くときの仕掛けと攻めはどうだろうか。
- 面で勝負には行かない方がいいのだろうか。
- 打ちが基本的に弱いのでは。
- 鍔迫り合いをもっと稽古しよう。
- 小手に仕掛ける前の攻めが甘いのだろうか。
- 小手に行く間合いが遠くないか。
というような課題が見えてきます。
こうした振り返りをしないで、単に10勝2敗だった、という勝率だけの集計だけでは足りない。
これで次の稽古でのポイントや、次の練習試合でどれだけ課題が克服されたか、という検証をしながら取り組むことが大事。