剣道メモ

石舟斎の由来

兵法は 沈みていてこそ 尊けれ
千代の流れに 朽ちぬ石舟

吉川英治「剣の四君子」柳生石舟斎 より

剣術で身を立てることが立身出世への道であり、
社会も安定していない時代に生まれた剣術であるにもかかわらず、
兵法を「沈みていてこそ尊い」と言い切ること、
しかしその極意は「千代の流れにも朽ちない」と言っている。

「無用の用」とも言える。