剣道

始まった“部活改革”~誰のために部活はあるのか

NHK地域局発 ナビゲーション「始まった“部活改革”~誰のために部活はあるのか」より。

文部科学省の方針
「令和5年度以降 休日の部活動を段階的に地域へ移行させる」

  • 部活を学校から切り離す
  • 地域のスポーツクラブに任せる
  • 保護者が運営にかかわる。

第4回学校における働き方改革推進本部

課題

スポーツクラブへの移管

  • 費用の負担
  • 移動の安全面

保護者による運営

  • 保護者が指導者や練習場所を確保
  • 保護者が運営にかかわれないと、子供が望んでも参加できない。
  • 人数が減る。→保護者の負担が増える→人数が減る…悪循環

結局は大変

  • なかなか先生以外の担い手がない。
  • 結局は、誰かが先生の代わりを努めなければならない。
  • 今までは予算もないまま、先生のボランティアに押し付けていた。
  • 現在、先生が担っていることをそのまま横へスライドや丸投げするだけでは、成り立たない。

解決のひとつの方法

制限をかける

  • 時間や日数の制限をかけ、その中で集中し、室の高い活動をする。
  • 主体性を育て、自ら取り組む姿勢を引き出す。
  • ただし放任とは違う。全体のデザインはやりつつ、各自での取り組みの部分を残す。
  •  減らしたからと言って、パフォーマンスが落ちる訳ではない。

なぜ減らせなかったのか?

  • 「勝つ」ことが味をしめると「次はもっと」とハードルが上がり、練習時間等が際限なく増えていくことになる。
  • 結局、何を目標にやっているのか、を最初によく考える必要がある。