昇段審査では必須となる日本剣道形について。
2020.12.23
日本剣道形
日本剣道形は大正元年(1912年)に、当時バラバラだった各流派の術理の精粋を勘案して制定された。
太刀七本、小太刀三本から構成される。
昇段審査のために付け焼き刃での練習になっているのが現状だが、
剣道では竹刀稽古と形稽古は修錬の両輪であり、
しっかり取り組めば、剣道の基礎的な礼儀作法や技術、理合を修得することができると言われる。
高体連でも東京都剣道連盟の開催する「剣道形大会」への参加選手の選考会をおこなっており、
近年では都大会での上位入賞も出ている。
先に動作をし、その機会に技を打つよう指導する側の者を「打太刀」、
打太刀にしたがって技を決める側の者を「仕太刀」と言う。
役割から「打太刀」が師匠の立場であり、「仕太刀」は弟子の立場となる。
したがって動作はすべて「打太刀」から始まり、仕太刀が先に動いてはならない。
【太刀の形】 一本目
【太刀の形】 二本目
【太刀の形】 三本目
【太刀の形】 四本目
【太刀の形】 五本目
【太刀の形】 六本目
【太刀の形】 七本目
【小太刀の形】 一本目
【小太刀の形】 二本目
【小太刀の形】 三本目