都立小金井北高校で段位審査会がおこなわれ、以下の高校生が昇段を果たしました。
昇段おめでとうございます。今後も活躍を期待しています。
今日も稽古を積み重ねました。
稽古ではしっかりとイメージを持って取り組めている場合と、そうでない場合とでは、
その稽古の出来がまったく違ってきます。
言われていることは何となくわかるが、その場面がイメージできないままだと、
なかなか出来るようにはなりません。
特に約束稽古では、両方がある程度は理解していないと、そもそも「約束ごと」成立しないことになります。
「教えてもらわないと、何も気づかない」では、多様に変化する状況に対応できるようになりません。
大会や錬成会では、他人や他校の試合をぼ~っとしていないで、何かを盗むような心がけも大事です。
男子が東京大学招待試合に参加しました。
結果は、4校での予選リーグ敗退となりました。3戦全敗でした。
試合で自分の力を発揮するというのは存外、難しいものです。
稽古で基本打ちなどを受けていると、それなりに出来る感触なのですが、試合ではうまくいかない。
稽古のメニュー自体は悪くないので、やはり一本一本を充実させていくことが大切でしょう。
そして対外試合の回数が少ない国高の場合は、実践的稽古の総まとめである地稽古の取り組みが大事です。
自分なりの課題をもっていなければ、いつも同じ相手でマンネリになってしまうでしょうが、
攻略法を変えたり、敵わない相手であればそれを「何とかしてやろう」と考えていれば、マンネリなど言っている暇はありません。
なにも眉間にシワを寄せて、緊張感いっぱいでやる必要はありません。
楽しく明るくやる方が良いに決まっています。
ただその中でも自分に対する厳しさと真剣味を忘れないようにしたいものです。
それを表面に出さないだけです。
「努力は夢中にかなわない」とも言われますね。
本大会を運営していただいた、東京大学剣道部とその関係者の方々、ありがとうございました。