前期最後の日の稽古。
「基本が大切」というのは正しいことですが、
「基本は、基本を上手にやるためにやっている」感があり、違和感があります。
フリーで各自が取り組む時間も、「何をやってよいのかわからない(課題意識が薄い)ので、面打ち」とかが多いです。
「○○を仕掛けて、△△と動くトコロを□□で決める」といったことを、元立ちと話して取り組むという姿は見られません。
自分の頭で考えて取り組むというのはシンドイことですが、そこが楽しい部分です。
また合同稽古で指導いただいたのは、つい2週間前。
あの時の稽古は「あの時限りのイベント」だったのでしょうか。
なにか自分達の稽古に取り入れた訳でもなさそうです。
来週は普及指導講習会へ参加するそうですが、気分だけ「良い経験になった」にならないと良いのですが。
秋晴れの心地よい環境の中、稽古を積み重ねました。
初心者は面打ちは、だいぶ良くなってきました。ただ、小手や胴はイマイチぎこちない感じですね。
手の内であったり、間合がうまくつかめていないようです。
特に間合に関しては、すべての打突で同じような歩幅で踏み込んでいます。
この辺りは、単調な動きによる足さばきの練習だけでは、なかなか身につかないものです。
極端な話ですが、その場で「床を踏み抜くような」踏み込みでの打突練習も良いかもしれません。
最近、巨大送風機がキリキリとした音を出しています。
油をさせば良さそうな気がしますが、モーターの寿命だと心配です。
雨の降りしきる中、都立清瀬高校と都立久留米西高校の剣道部が来校され、合同稽古をおこないました。
どちらも現在、道場が工事中とのことで他校へも出かけているそうです。
今回は清瀬高校の岩淵先生と本校顧問の上田先生の御縁から、お越しいただくことになりました。
稽古は岩淵先生の指揮でおこなわれ、
その内容は稽古方法のみならず、その意味や目的、
さらには国高生がもっとも苦手とする目を合わせ、剣を合わせ、気を合わせ、合気となって充実した打突を出す、
といったことにまで及び大変有意義な内容でした。
清瀬や久留米西の剣道部員は、こういったことを普段から心がけているせいか、地稽古で剣を交えると、
技を出す前のつくりや充実ぶりがよく感じられ、良い一本を何本も打たれました。
また久留米西高校の森下先生にも、一年生の初心者を別メニューの内容をつきっきりで教えていただきました。
稽古は下校時間ギリギリまでおこなわれ、試合や地稽古、最後の打ち込みまでじっくり御指導いただきました。
国高生にとっては、とても財産になる内容だったと思います。
岩淵先生・森下先生、また清瀬高校・久留米西高校の剣道部員の皆さま、本日はどうもありがとうございました。
本日は台風14号による荒天のため、短めの稽古となりました。
1週間後に都立清瀬高校剣道部が来校となったことと、1ヶ月後に1級審査を控えていることから、
1年生むけの稽古が中心となりました。
ちょっと2年生の運動負荷が低く、少し動いたらすぐに息が上がりそうなのが心配です。