平成10年度 新人戦(女子)戦記

2000.03.02

(本文は過去に永友会の会報で報じられたものを、修正したものです。)

大会名:東京都高等学校新人剣道大会(女子)
日 時:1999年1月23日(土) 13時~
場 所:東京武道館

 平成10年度の女子チームは、実力的には高い評価を受けていたが、公式戦ではここまで全敗でした。そんな中、本大会にむけて特に2年生には結構危機感があり、「絶対に勝とうよ」という気持ちは今までの中では一番強く、切実な思いとして各個人の中にあったらしい。


=================
● 選手
=================

 本大会に臨んだメンバーは以下の通り。
先鋒:阿部 純(1年・新副主将)
次鋒:遠山 暁(2年・旧副主将)
中堅:草村 悠子(2年)
副将:芦川 智美(2年)
大将:倉林 咲枝(2年)
補欠:三輪 純子(2年)
   福本 晴代(1年)
 これまでは大黒柱の副主将・遠山を大将に据えてきたが、いつも負けが決まってからの登場で意味が無かったため、前に出すことに。先鋒も考えたが後が続かないと同じなので、先鋒に粘れそうな選手をおいて、先鋒の結果に関らずチームの勢いを取り戻す役目と、確実なポイントゲッターとして次鋒に配置。ちょっと精神的に心配な所もある草村には、その勢いを乗り移らせてやらせるためにその次に置き、続けてポイント奪取を狙う。
 大将にはこれまで先鋒を務めていた、のほほんと実は一番気の強い倉林を置く。は倉林は正剣には強いが、ノラリクラリした剣道の相手には見事にツボにはまって2本負けするというお決まりの負けパターンのためでもある。どのチームも大将にはそれなりにできる選手を置くので、返ってやりやすいだろう、と。
 副将には、年が明けてきてからドタバタ特攻の一本打ちから、相手を追い詰めてよくポイントを見定めてから打とうとするようになってきた芦川を配置。これをやろうとするようになってから、負け率がグンと減り、ポイントを取れるようになってきた。またまっすぐ大きな面を打つため、タイミングが少しずれて相手にはやりづらい面もある。
 一番迷った先鋒には、1年の阿部を抜擢。支部大会での勝ちポイントもあるが、あっさり負けることがなく、相手にとっては結構つかみどころのない剣道に期待した。勝たなくてもいいから負けないでくれれば十分、というのが正直なところだが、負けたとしても「あ~ぁ」と言ってがっくりするような負け方ではなく、後に尾をひくことが少ない内容であることも理由のひとつ。
 2年生は5人だし、頑張っている三輪を入れてあげたいところだが、チームみんなで分かち合える喜びを手にするためにも、ここは阿部を先鋒に置いた。


=================
● 戦譜
=================

★1回戦  不戦勝 対 東星学園

 東星学園は棄権であるため、不戦勝。
 こうして国立高校剣道部女子は、戦わずして初勝利をあげてしまった...(笑)。

-----------------------
★2回戦  5-0 対 都立田柄
阿部  ○ ○      (不戦敗)
遠山 (メ)メ -     伊藤
草村 (コ)コ -     四條
芦川 (メ)反 -     楠原
倉林 (コ)コ -     梶山
【次鋒】遠山
 初勝利にむけて、気迫十分。相手はいかにも弱々しい。もの凄い勢いで相手を圧倒するも、半歩引いてしまう相手に面がちょっと届かない。一本目は連打から体当たって引き面。2本目は相手が中途半端な小手打ちから下がったところに飛び込み面。  途中、面紐が長くてカットされる。カッコ悪い。

【中堅】草村
 気分的に余裕たっぷり。攻め込んでおいて、上がった手元に小手。鍔ぜりから気味のいい引き小手。

【副将】芦川
 相面の連続打ち合いで乗って面を取る...が、ばっくり当たっても、決めないで次へ行こうとしてしまうのがちょっと、まだまだ。場外へ2回押し出し、反則でもう一本。

【大将】倉林
 得意の出小手を2振り。秒殺。

【全体】
 相手はみんないかにも弱々しく、完勝。

-----------------------
★3回戦  5-0 対 都立三鷹
阿部 (コ)  -     伊藤
遠山 (メ)メ -     白馬
草村 (コ)メ -     酒井
芦川 (コ)コ -     阿部
倉林 (反)メ -     森川
【先鋒】阿部
 もうちょっと慌てずに見極めてから打っても大丈夫なんだがなぁ。時間ギリギリに出小手を決める。

【次鋒】遠山
 開始直後に一振りで出端面を捕らえる。余裕をもった展開で、相手が下がって構え直し、出てくるところを面に乗る。

【中堅】草村
 鍔ぜりから引いた下がり端に追いかけて小手。すぐに同じような場面で面。

【副将】芦川
 優勢に打ち合う中、鍔ぜりに入ってすぐに引き小手を決める。審判中に横目で見えたが、かっこいい打ちだった。
 さらに打ち合いの中から、軽く当たってすぐに引き小手を追加。2段打ちが出るようになれば楽なんだが...。

【大将】倉林
 下がる相手を追い込んで押し出し2回。打ち合いの中で、小手に対してすり上げ面。

【全体】
 快勝。多少のアラはあるものの、勢いがあってチームが乗ってきている。

-----------------------
★4回戦  3-1 対 武蔵野
阿部 メ   - (コ)コ 中島
遠山 (メ)メ -     工藤
草村 (メ)  -     柴山
芦川     ×     岡田
倉林 (メ)  -     青山
【先鋒】阿部
 動きがキビキビと良くなってきたが、小手面に行こうとするところを小手に抑えられた。しかし小手の打ち合いから、面につないで取り返す。が、最後は打ち合いの中で足が止まった所を引き小手に切られた。

【次鋒】遠山
 相手は鍔ぜりでグイグイ押してくるタイプ。抜き胴も侮りがたい。もう少しうまくいなして脇から崩したい所。少しまともに受けすぎか。
 いい打ちがたくさん出ているが、なかなか一本になり切らない。溜めの欲しいところだが、鍔ぜりから引き面と下がったところを追って面で2本勝ちはさすが。

【中堅】草村
 ボコボコにたくさん当たるのだが、打った後に背筋が伸びず、失速するためか決めが散漫になってしまういつもの悪い病気が発症。引きながらの真っ二つにする小手抜き面が当たり、さすがにこれは一本。

【副将】芦川
 既に勝ち越しているため、基本的にはあまり無理をせず。打ち合いでも危ない感じはしなかったものの、一本は取りきれず。

【大将】倉林
 2本負けしても代表戦という状況。でも相手は実力的に格下なので、普通通りにやれば2本勝ちは確実なところだが、ここは慎重になりすぎた。手が縮み、足を止めて受ける場面が多くなり、そのために当たっても一本にしきれない。いつ もの強気で十分なんだが...。
 それでも一本面を取れるのは実力差か。一本取った時点で、平成8年度の同じく新人戦(植竹主将、松原副主将時の女子)以来、2年ぶりのベスト16が決まった。

【全体】
 なんだかんだ言って、実力差を見せつけてコート決勝を勝ち抜いた。
 先鋒阿部の打ちなどは少しトロいが、次鋒で遠山が出てきて相手を木端微塵にしてしまうため、たとえ先鋒で流れが相手に行っても、すぐに雰囲気や審判の目をこちらに向けさせることができる。その後も草村が出て行くので、さらにそれを固める。今回はそういった筋書き通りの展開。
 ただ阿部もさすがにタダで2本負けなどせず、一本は返しているところがチームの期待に応えてくれている。芦川も以前ならここで負けてしまって、厳しい大将戦を迎えるような場面を作ることが多かったが、しっかり役割を果たしてくれた。

-----------------------
★5回戦  2-1 対 都立小松川
阿部 (反)  × (反)  家永
遠山  メ   × (コ)  田中
草村 (メ)メ -     増田
芦川 (メ)  -     徳永
倉林 (メ)  -  メ メ 石岡
 となりでのコート決勝は都立小松川と国学院久我山が対戦。てっきり久我山が来るかと思って、そちらばかり見ていたが、大将戦で敗れて本数負けをしてしまった。1年前の練習試合の借りを返したいところだったが、返って先入観なしで戦える組みし易い相手が上がってきたともいえる。
 他校のことは言えないが、小松川は打ちもそれなりにしっかりした、いわゆるクセモノ学校である。大将が少し切れのいい剣道だが、特にずば抜けたのがいない代わりに穴もない、メンバーの力が平均したチーム。

【先鋒】阿部
 ここは相手のチーム力からして、絶対に落とせないところ。最悪でも引き分けにしたい。鍔ぜりからは有利な状態以外では、無理に引き技を出さないようにアドバイスしたら、お互いに引き技のレベルが低いため技を打てず、膠着状態。双方共に反則宣言を同時に2回受け、いきなり「勝負」。一本が命取りになる、ギリギリの試合だったが時間切れ。まずは、これで十分。

【次鋒】遠山
 相手実力からすれば、十分いただきと思われた開始直後。面体当たりを素直に受けて引かれ、足の止まった所に引き小手を切られた。一本を取り返しに猛攻をかけるが、ノラリクラリとつかまらない。結局、体当たりプッシュで相手が転倒したところに面を浴びせてタイに戻す。さらに攻め続けるが、これしかできませんという、巧い引き小手に手を焼き、引き分け。...これは痛い!!

【中堅】草村
 2つの引き分けでタイという状況での登場で、気持ち的にどうかと心配だったが、ここは踏んばった。タイミングのいい引き面と、裏からかぶせた出端面が炸裂して快勝。

【副将】芦川
 引き分けに持ち込めんでくれれば、勝ちはもらったも同然の状況で、開始直後の相面に乗った。ちょっと軽かったがタイミング良く、しかも芦川の面は大きく上から乗るため、技有り。この芦川の大きく上から、しかもちょっとあわせにくいタイミングの面は、最近炸裂しまくっていて、この日も冴えていた。でも本人はちょっと不思議そうな顔をしている辺り、まだまだ正直者というかなんというか...。
 その後も鍔ぜりから全然引き技を出さない相手に引き技を出すも、下がって守りの気持ちに入らず、「なにくそ!」と相手に立ち向かう姿勢で向かい合い、気持ちで一歩も引かない試合を展開。時間切れの一本勝ちでベスト8を決めた。
 引き技を追いかけてくる相手に対して守りに入らず、攻めの構えを崩さないところに芦川の強い意志を感じる。初心者で始めた線の細い子が、逞しくなったものだとしみじみ思った。

【大将】倉林
 勝負が決まっていることもあり、ノビノビと試合をやっているように見える。相手の打ちも鋭かったが、いい機会に飛び込み面をバックリ決める。...が、二本目開始直後に十八番の出小手を見切られて、あっという間に相小手面を返される。その後しばらくして鍔ぜりから、かついでの引き面で真っ二つ。  勝敗が決していたこともあって、何だか笑えた。

【全体】
 勝ちパターンが初めて崩れたが、普段ちょっと心配な子が踏んばりチームの願いを繋いだ。5回戦で気分が十分に乗っているという面もあるが、これまでならなし崩しになるところを支えきった。このチームなら結構いけるんじゃないか、と思わせてくれる。
 こうして昭和63年度の秋季大会(磯貝主将、加藤(現性久道)副主将時の女子)以来、10年ぶりにベスト8進出を果たした。

-----------------------
★準々決勝 0-5 対 東海大菅生
阿部     - (メ)メ 吉沢
遠山     - (メ)  佐藤
草村 メ   - (コ)コ 梁井
芦川     - (コ)  高橋
倉林 ド   - (コ)コ 佐藤
 これまでの相手は「できれば上位に行きたいなぁ」程度の学校だったが、いよいよ本気で優勝を目指す高校との対戦。実力的にはどう考えても、相手が上。ただし菅生は基本的に巧さよりも、かかり稽古のような連打とスピードで押してくるタイプ。突破口はある。
 とにかく何にもせずに終わってしまっては、ここまで来た甲斐がない。まぐれとくじ運だけと思われてしまう。それはあまりにも悔しい。
 持てる力と技で、何でもやってこい。次のステップに繋げるためにも、弱気でやってそこを打たれていては何も生まれてこないし、見えてこない。挑戦者として強気で、一歩も引かず、相手を苦しめてやればいい。時間が経てば経つほど、相手は焦ってくるはず。
 あっという間に5-0で終わることのないように。相手の目をそらさずに睨みつけていろ。強気のケンカでブッ飛ばしてこい!!
 弱気でひいていては、次に何をやればいいのかさえわからず、後悔と惨めさだけが残ってしまう。チャレンジした先でこそ、打たれても見えてくるものもあるはず。逃げ回っているだけだと、次もまた「逃げるな」というところからしか始められない。しかも、怖さだけは覚えてしまうものだ。
 相手に噛みついていけば、意外とやられないもんだ、自分もやれるもんだ、と気がつくはずだ。そう簡単にやられない自分がいるはずだ。
 試合場も4コートに減り、合図で一斉に開始。今までにはなかった初めての雰囲気。


【先鋒】阿部
 開始直後の一振りで相小手面。その後もペースを握られて危なっかしいが、どうにかかわしながら徐々に立ち向かっていき、大分粘った。でも最後は鍔ぜりからひいた所で、がら空きの面を打たれた。
 こういう所を打たれてはいかん。相手との実力差ではなく、自分のミスで打たれた所だから。自分が集中して、気を張っていさえすればいい所なのだから。

【次鋒】遠山
 先鋒戦で「やっぱり菅生の楽勝か」、と誰もが思ったであろう中、遠山がその流れを断ち切った。
 開始直後に相手をぶっ倒し、鬼気溢れる取っ組み合いの鍔ぜりで相手の度肝を抜き、好き勝手させない。たまたまの拍子でお互いの剣先がぶつかりあって竹刀が止まった所で面を当てられたものの(こういうのを打たれたことは、今回どうでもいい)、終始互角にど突き合い、相手も必死だった。
 さすがに一本は取らせてもらえなかったものの、雰囲気を戻し、チームの後衛陣に勇気を託す内容だった。

【中堅】草村
 いい流れを受けたが、開始直後にもう一つの悪い病気が出て、手元を引いた所を小手に切られる。しかし、その後はよく頑張った。面に対して胴は抜けなかったが、双方振り返ったところを守り入らず、先んじて相面で割った。これは見事。
 立ち上がりの弱気の虫だけが余計だったが、その後は集中してよく闘った。最後には出小手を打たれたものの、これは相手の技あり。

【副将】芦川
 芦川のまっすぐで大きくタイミングの取りづらい面は、ここでも相手をかなり苦労させていたようだ。引いていく相手を追い込んで面に行った所をもぐりこんで小手に当てられてしまったが、はっきり言ってこれはたまたま当たったというレベル。
 相面など、もう少しで届きそうな面が何本もあった。惜しい。もう少し押し込めればなぁ。

【大将】倉林
 相手は上段。上段の経験は少ないはずだが、まったく臆することなく構える。
 もう少し早めに間合いを詰めていけばいい感じがしたのだが、実は結構冷静に相手を観察していた。突きは普段もよく出すのだが、ここは突きよりも返し胴が入りそうだとか、よく見えていたらしい(本人談)。
 2本とも諸手の小手打ちをくらったのだが、一本目を取られた後には面返し胴が2本も炸裂。1本目は上がらなかったが、2本目は有効に。実質は2-1で勝っていた内容。バックリ切られて逆上した相手に何度も押し倒されたが、まったくビビらず、むしろ苦しいのは相手だったように思えた。

【全体】
 結果として5-0だったが、内容的には結構戦えていた。相手も余裕しゃくしゃくではやれず、気分的にも楽にはやれなかったように思える。手の届かないほど、無茶苦茶遠くにいる訳ではないということが、少しは感じれただろうか?
 まぐれやクジ運だけで上がって、最後は叩きのめされて終わったのとは違う。こういった内容ならば、ここでもっとこうできれば、あんな技ができればいけるんじゃないか、と少しはつかめたんではないか?特攻玉砕でも、引き分け狙いのひっつき作戦でもなかった点も、評価できる。
 反省会では自分は役にたたなかったとか、自分に対して否定的なコメントもあったが、今日はみんな胸を張っていい内容だったと思う。
 ただ最後は精神論や根性、強気になってしまったが、それだけに頼るのではなく、その上にしっかり戦える技術も身につけて、次に対していきたいものだ。


=================
● 大会結果
=================

 本大会の結果は、以下の通り。
優 勝:修徳
準優勝:東京成徳<
参 位:東海大菅生
    文大杉並
Best8:桜美林
    文京女子大学附属
    都立国立
    拓大一高
Best16:都立八王子東
    都立戸山
    都立武蔵
    東京立正
    都立小平
    都立富士
    都立小松川
    都立豊多摩
 修徳高校は、平成10年度の公式戦をすべて制しました。
 優勝した修徳高校は3月26~28日に愛知県春日井市で行われる、全国高等学校選抜剣道大会に出場します。

 なお、上記の並び順は便宜上の順位も表しており、これがそのまま次の大会でのシード順位となります。すなわち国立高校は第7シード校となります。(ベスト8の学校の中で上位下位があるわけではない。より上位の学校に敗れた学校が便宜上、上位のシード順位となる。ベスト8の中では、優勝した修徳に破れた桜美林のシード順位が一番上となる。)


=================
● シード権
=================

 上記の通り、国立高校は次回の公式戦である4月末の関東大会予選での第7シード権を獲得。関東大会出場権を賭けたベスト8決めで、第11シードの都立戸山高校と当たるまでは、いわゆる強豪校とは当たる可能性を実力で排除したことになります。

 今回ベスト16以上の学校の、関東大会予選でのトーナメントの割り振りは以下の通り。

  修  徳 ───┐       ┌─── 東海大菅生           ├┐     ┌┤  都立豊多摩 ───┘│     │└─── 都立富士            ├┐   ┌┤ 都立八王子東 ───┐││   ││┌─── 都立武蔵           ├┘│   │└┤   拓大一高 ───┘ │ │ │ └─── 文京女子             ├─┴─┤   桜 美 林 ───┐ │   │ ┌─── 都立国立           ├┐│   │┌┤   東京立正 ───┘││   ││└─── 都立戸山            ├┘   └┤   都立小平 ───┐│     │┌─── 都立小松川           ├┘     └┤   文大杉並 ───┘       └─── 東京成徳

=================
● おまけ
=================


 閉会式の前に高体連剣道部の広報部の先生に、ベスト8とということで遠山がインタビューを受けていた(笑)。何を聞かれたんだかは、聞きませんでした。
 何の機会に使われるかは知りませんが、関東大会予選の際のインタビューは、その次のインターハイ予選の時に配られたプリントに載っていました。


★★
 ベスト8に入ったので敢闘賞ということになり(知らなかった)、賞状が出ました。これだけ見ると男子だか女子だかもわからない、何のことはない賞状ですが、今まで見た中では最高位のもの。
★★★
 本大会は第1回国体選手選抜を兼ねており、12人の選抜が行われた。ベスト8ということで国立高校もその名を上げられ、候補の選考にあげられたらしい。
 ...が、一瞬で見送られてしまったらしい。(選考委員会の先生談より)
 ま、当然ですな。そういうことを目指している選手達の中から、選んでもらえればいいのだ。


=================
● 記念撮影
=================

 記念のワンショット。